皆様、こんばんは。
リクルートフォトスタジオ撮影担当です。
連休最後となりました。本日もたくさんのお客様にご来店いただきました。
さて、昨日は、女性の髪形についてお話をさせていただきましたが、今日は就職写真を撮影される前に整えておくべき、「男性の髪型」についてお話したく思っています。
男性の場合は、写真を撮られるまえに(かつ、それは面接前も同じです)一番気をつけておきたいところは「髪型」です。
当店にご来店いただくお客様のパターンでは、3パターンあります。
1つは、撮影前に床屋や美容室に行って、髪の毛をさっぱり整えている人。その多くの方々は、前髪がすべて上がっています。
もう1つは、これまでの私生活の髪型を基本にしている方で、前髪を下ろしている人です。
最後は、しばらく散髪をしておらずボサボサの人。
就職用の写真で、前髪を上げていなければならない、髪の毛も分けていなければならない、そんなルールはありません。
しかしです。
データとして、前髪をしっかりと上げ、きっちりと髪の毛を短めにまとめている人のほうが、面接官には印象良く映ります。
これは調査の結果ですから、データとして統計上の事実です。
こちらに、有名な化粧品メーカー資生堂さんが、一般企業の新卒採用面接官645人を対象にして、「男子就活生の髪型調査」を実施した調査で、20種類の男性の髪型の中から面接で好印象を与える髪型を選んだ結果が載っています
こちらの髪型で、ダントツ好印象の髪型ベストスリーが載っていますが、こうしておかれると無難です。
別に、前髪を下ろしていては、いけないわけではないんですよ。
スタジオのスタッフもご提案はさせていただきますが、皆様個人の考え方が大前提で、決めるのはお客様ご自身です。
筆者も、実は、前髪は上げていたほうがよいと思いますが、長く伸ばしている方ですと、横に流すかしかできないため、できる範囲内でさっぱり見せるようにしております。
前髪を前に下ろしている男性のほとんどが、「恥ずかしい」「格好わるい」という理由からです。
筆者も大学時代に、前髪を下ろしていまして、皆様とおなじ就職活動の写真撮影のときに「髪型はきっちりと分けて、前髪は上げてください」と周りの人から言われました。
写真スタジオで同様のことを言われた記憶があります。
20年以上前のお話ですが筆者も「こんな髪型ださくて、できないよ!」と思っていたのです。
しかし、会社に入って、その理由がわかりました。皆様もわかると思います。
今は、就活と学校や私生活、会社に入っても仕事とプライベートを使い分けて、髪型を変えてみるのも良いと思いませんか?
ビューティー、化粧品業界志望の方であれば憧れている人も多いと思いますが、「資生堂」という企業があります。
では、その社長さんはどのような髪型をしていらっしゃるのでしょうか。
思ったより、さっぱりしていると思う方が多いのではないでしょうか?
さて、それではお客様の髪型の良い例です。下の写真を是非ご覧ください。
一番左上のお客様は、社会人での転職予定の方。さすがに社会人できちんとしているだけあって、初めから、整っています。
右上のお客様は、これから就活のお客様。髪の毛を写真撮影のためにわざわざ切ってきた甲斐あり、写真うつりも良くなったと喜ばれていました。
下のお客様も、2020年卒予定の学生様。この方も、はじめからしっかりしています。さらに、スタッフが写真うつりが良くなるように、左下の写真からほんのちょっとだけ整えますと、右下の写真のようになります。
パーフェクトではないかと思います。
アート的に格好良い、のではなく、ビジネスではシンプルで清潔感があることが好まれます。
ごちゃごちゃさせるよりもシンプルに見せること。
いろいろと飾り立てずに、自分の顔を覚えてもらうのであれば、髪型で大きく飾らずに、シンプルに見せたほうが視覚としては効果的です。
最後に、リクルートフォトスタジオにご来店のお客様は、撮影後には自信に満ちて、帰宅される方が多いです。
皆様のご予約、ご来店をお待ちしております。