皆様こんにちは。リクルートフォトスタジオ本店で撮影を担当している星名と申します。
日本女子大学、バンタンゲームアカデミー、専修大学、法政大学、中央大学、成城大学、國學院大學、東京大学、電気通信大学、成蹊大学、明治大学、青山学院大学、清泉女子大学、日本大学、日本体育大学の学生様ほか、転職活動中のお客様にもご来店いただきました。
今週は千葉や、茨城、埼玉からもご来店いただいています!
さて、今日は「就活証明写真とは?インターネットの情報が正しいとは限らない。現役就活生が考えている現実と理想の顔」と題して、筆者が就活中の学生さんとお話をしていて、彼らが考えていることをまとめてみます。
お父様お母様も、これを読んでいただいて、ご子息がどのようなことを気にしているの?というこを知る一助となればと思います。
まず、「おすすめの証明写真」というのは、おすすめの写真館という意味もあると思います。現在の学生の方々は、LINEやInstagramにネイティブな世代です。スマホがなけば生活が成り立たないといっても過言ではないかもしれません。
インターネットはコミュニケーションツールとしても便利な反面、デメリットがあるものも確かです。
当店でも、広告を出稿したりしますし、こちらが知らないうちに「おすすめの写真館」として他のホームページに掲載されることもあります。広告のなかには、「おすすめ」といっても広告媒体として写真館から広告料募って、掲載したりしています。
そもそもが「誰がおすすめしているの?」という視点に立つと、「誰なんだろう?そのホームページや就活情報サイトの人のおすすめ?」という疑問にもぶつかるはずです。
口コミも、当店はお客様も本来の口コミ(Face to Faceで伝わる口コミ)を大切にしていますが、都心の大規模チェーン店ですと、カメラマン(お店のスタッフ)が良いレビューをお客様にインターネット上に書いてもらうことがノルマになっているらしいです。
そこで、写真館はともかく、「当店がおすすめする証明写真」として、こうあったらベストな表情だということを、ここで述べたいと思います。
リクルートフォトスタジオがおすすめする就活証明写真
<新卒就活生のベストな証明写真>(専門、短大も含む)
【結論】
男子の場合は、あまり口角を上げることを意識せず、あくまで自然体。
女子の場合も、口角があがっていればいいというわけではなく、自然体が一番。
(解説)
本日の日本女子大学のお客様も、「もうちょっと口角が上がっていた方がよかったと思いますか?」と筆者に尋ねてきました。
筆者は「まったくむっつりしているお顔ではいけませんが、口角も適度に上がっていますし、これ以上上げると明るく見えるというよりは、お客様も上品な雰囲気がなくなってしまう気がしますが、どう思いますか?」と返しました。
そうしたら、「そうですよね」と納得していただいたようです。
特にそのお客様は、大手のディベロッパーや不動産関係の落ち着いた雰囲気のある企業志望ですので、明るいだけではなく、しっかりとしたイメージも伝えられるとベストだと思ったのです。
明るく見えるということを意識しすぎると、口角を上げる=明るく見えるという発想に行きつきがちですが、決してそうではありません。
逆に、口角を上げていなくても、しっかりとしたイメージやその人の持ち味が十分に引き出せていればいいと思うのです。
明るく見せようと無理をして口角を上げたりしますと、どうしても不自然で、逆に採用側から見えれば「この方、無理をして自分を良く見せていないか?」というマイナス評価にもなってしまうかもしれません。
よくインターネットのサンプルを写真を見て、「このくらいの表情じゃなきゃいけないんだな」と思って今う人も多いようですが、ほぼインターネットに出ている写真は「広告用」です。
広告用の写真は、にこやかな写真が好まれますが、すべての人が笑っているような表情ではありません。
こちらの写真をご覧ください。
左の写真の方が口角が上がっていますが、明るくは見えますが、左の写真の方が落ち着いた雰囲気、しっかりとした雰囲気も出てきます。
明るさを最大限に強調したいのであれば左も悪くはないのですが、右の方が大手企業や実力のある企業では好まれるものです。
男性の場合は、しっかりした雰囲気というのがとても大切ですし、口角を上げなくても、キリっと写っていることが素敵な表情でもあります。
特に文系理系を問わず国公立大学や大学院で研究職を志望されている理系の方は、しっかり感を重視されるお客様が多いです。
表情についての、お困りのことがございましたら、本店で筆者が対応させていただきます。別のカメラマンの場合でも、筆者がいましたら(いない場合は撮影できませんが)、ご指名いただければ筆者が撮影いたします。
<大学院の就活生のベストな証明写真>
前述しましたが、大学院の場合は理系の方が圧倒的多数です。
理系の場合は、当店にいらっしゃる方は、研究職志望の方が多いんです。で、顔で採用するわけではないのですが、印象というのは採用側の企業も一緒に働く仲間になるだろうということで重視はしないことはありません。
そこで、研究内容や成果は申し分ないのに、すごくはしゃいでいるようなお顔つきだったら、「ちょっと変わった人で、コミュニケーションもうまくいくのかね?」と勘違いされてしまうかもしれません。
きりっと、意志の強さが伝わる表情で、その中でも、少し和らい雰囲気や明るい雰囲気、誠実な雰囲気など、お客様の第一印象に合わせて撮影できればと思っています。
<転職する方のベストな証明写真>
ご転職の方は、年齢層がまちまちなので、一概にはいえばいのですが、声を大きくして言いたいことはひとつです。
社会人生活も長く、ひとつの企業に勤めていた方ですと、身だしなみがしっかりしていないように見えてしまうかたもなかにはいらっしゃいます。
よれよれのネクタイはNGですし、男性は特に髪型は、散髪して1週間前後でしたら、清潔感が自然と出てきます。女性の方も、自己流メイクですと人によっては「派手」な印象に見られてしまったり、印象で損をしてしまうお客様もいらっしゃいます。
ですので、メイクは当店の専任ヘアメイクにお任せ頂ければと思います。
リクルートフォトスタジオでは、撮影から就活ヘアメイク、高度な修整も可能です。仕上がりを確認していただいたうえで、撮影が終了となります。
当日写真データが必ず必要な場合は、速成便を指定していただけますと、お客様ご指定のEメールアドレスに証明写真データを撮影日当日に送信いたします。
是非みなさまのご来店をお待ちしております。