皆様こんにちは。リクルートフォトスタジオ本店撮影担当です。
このブログは、スタジオで撮影をしたりするカメラマンや、ヘアメイク本人が書いています。
大妻女子大学、専修大学、立教大学、東京都市大学、東京農工大学、明治大学、日本大学、法政大学、早稲田大学、東京農業大学、フェリス女学院大学、麻布大学、中央大学、成蹊大学、国士舘大学、成城大学、日本女子大学、実践女子大学、駒澤大学、大正大学、駒沢女子大学、慶応義塾大学、東京大学、東京外国語大学、上智大学他、転職活動中のお客様、お疲れさまでした！
今年は早期選考を実施している企業が多いためか、就活写真を撮影に来るお客様も早めに推移しています。
毎年同じことなのですが、やはりというのか、突然写真を提出しなければならなくなり、手持ちのBOX証明写真機のスピード証明では不安というお客様が大多数です。
一般企業や公務員志望の方はもちろん、一部航空会社で客室乗務員採用を開始した会社もあるのか、CAの全身撮影のお客様もいらっしゃいました。
特に全身撮影が必要なアナウンサーや客室乗務員、化粧品のBA（ビューティーアドバイザー）志望の方は、どうして全身写真が必要なのか考えたことはありますか？
同じ立って撮影されるにしても、立ち姿によって、姿勢もスタイルも変わってきます。全身撮影が慣れている方はほぼいませんから、立ち方で不安な方はすべてカメラマンにお任せください！
この写真、もともとスタイル良い方ですが、素敵に思いませんか？
本日は、
“リクルートフォトスタジオで決める内定就活写真-私たちの証明写真づくりで重視しているポイント”
と題して、お話しします。
そもそも、就職活動において、多くの会社が証明写真を必要としている理由について考えたことありますか？
そんな写真要らないんじゃないか？という考えももちろんありますし、選考で写真提出を要しない会社も稀ではありますが、存在します。
しかし、SNSでもプロフィールアイコンがあるように、「その人のもつ印象や雰囲気」を象徴する視覚的情報として、証明写真は有用なのです。
皆様が、採用側だとして、人を選ぶときに写真があった方が、イメージは掴みやすいのではないのでしょうか？
就職とは異なりますが、お見合いでも同じです。いくら中身がシッカリしている方だったとしても、だからといって、初めからお顔を見ずにお付き合いできますでしょうか？
やっぱり印象が大切なんです。
その写真のお顔が、美男子や美女である必要はありません。そういう意味ではなく、どんな印象の方なのか、というのをアピールできる視覚情報が証明写真なのです。
また、就職用の証明写真は一般的には上三分身で裁断（トリミング）します。縦横比が４：３の場合がほとんどですが、上三分身の場合、襟元の面積が写真の3分の1を占めます。
3分の1というとかなりの面積だと思いませんか？襟元は直接見る場所ではありませんし、写真の閲覧者はまずお顔に目線がいくわけですけれども、襟元がきれいに整っていれば直視しなくても自然と目に入ってくることによって、「この人は身だしなみがしっかりしている」という印象を与えることが可能なのです。
ですから、リクルートフォトスタジオでは、すべてのお客様に対して、襟元のバランスをしっかりと整えてから撮影をしています。
このあたりは、当店はお父様お母様からのご推薦でのご来店も多いのですが、学生様だけではなくご父兄の方にも、言われてみれば納得していただける内容だと思っています。
前置きが長くなりましたが、リクルートフォトスタジオの証明写真のポイントを以下に挙げていきます。
【身だしなみをきちんと撮影前に整える】
まずは、撮影前にかならず身だしなみを整えていきます。
男性の場合はネクタイを結び直したり、女性の場合でも襟元の形などをしっかりと整えていきます。
これらは、お客様が整えてOKだと思っても、写真に写したときにきれいに見えるかは別問題です。ですので、カメラマン側でテスト撮影をしながら、形を整えていく作業となります。
これを最初にしないと、いくら表情が良くても、写真全体の印象で見るとキリっとした印象は半減してしまうのです。
ボックス証明写真や、街中のすぐに撮ってもらえる写真屋とは違う点です。
【広告撮影でも使用するライティングに合わせたナチュラルメイク】
リクルートフォトプランはご希望があればオプションでヘアメイク対応が可能ですし、就活スタンダードプラン（ヘアポイントメイク付）はプランの中にヘアセットとベースメーク以外のすべてのメイクが含まれていますが、一言でナチュラルメイクといっても、薄化粧では写真映えしません。
お肌の色味を気にしている女性の方などは、リクルートフォトプランでヘアメイク対応をするとベースメークから作りますので、写真のお肌の色がきれいになります。
薄化粧ですと、ライティングが強いため、お肌の色味が飛んで白く見えてしまいます。
そうした「光の計算」も含めて、就職用のナチュラルメイクを実施しています。
【お客様の表情のパターンを意識した撮影】
就活生のほぼ90％といっていいくらいの男女が、「表情がうまく作れない」と言っています。それは、ある意味当たり前だと私たちは思っています。
モデルさんなどは、良い表情が作れるように訓練をしている場合がほとんどですし、写真撮影の機会の少ない方が、すぐに良い表情ができるかといったら、それはなかなか難しいことだと思います。
ですが、カメラマンがいろいろと表情が変えられるように指示をしますので、ご安心ください。
お客様によって、「私はきりっとしたイメージがいいんです」「私は、少しにこやかで写りたいんです」といったように、ひとりひとりのご要望も加味しながら、20カット前後の撮影のなかでできるだけ違う表情が残せるようにしてゆきます。
また、斜視などを気にしていらっしゃる方は、カメラマンも見て気づくことが多いのですが、お気軽に心配事は撮影前に相談してください。
この就活証明写真で、一番大切なのは、就職活動をするご本人自身がその写真を気に入っていることです。
自分を気に入ることは、写真だけではなくて就職活動においては大きな力になります。
【形を大きく変えない整えていく修整】
これも98％といっていくらいの男女が、お顔の「左右非対称」について気にしています。ということは、100人いたら98人は、個人差はあってもお顔が左右非対称だという事実がわかると思います。
しかし、左右非対称であっても、実は、これまでの証明写真で左右非対称が強調された写真を見てきてしまっているから、コンプレックスになっている方が非常に多いんです。
と申しますのも、例えばBOX型の証明写真機に入って撮影をするときは、自分が考える真正面向きで撮影していくわけですが、自分が思って向いている真正面がカメラから見ると真正面でない場合が多いんです。
例えば、少しお顔の中心がカメラから見て右にずれていたりすると、左目が前に出てきます。そうすることで、カメラに近い左目は大きく写りますし、右目はさらに小さくなるわけです。そもそも、中心がズレていますから、非対象感をたくさん感じるわけです。
若干の左右非対称は、お顔の表情に「動き」や「人間味」を与えることになります。
そのため、これまで見ていると就活で焦っていたり自分に自信のない方ほど、左右非対称をぴったり修整しようとする方が多いように見受けられますが、あまりやりすぎると、表情のないお顔になってしまいます。
これまでの多く方が、カメラマンの指導で中心を整えて撮ると「思ったより非対称ではありませんでした！」という人が多いんです。そうしたら、大きく形を変えていく修整をしなくても、大丈夫だったりします（人にもよりますが）。
その場合は、自分の写真を見て安心感もありますし、自信も持てますよね。
それでも気になる場合は、カメラマンでアドバイスをさせていただきながら修整をさせていただきますので、ご相談ください。
なお、就活スタンダードプランは、カメラマン側でお任せ補正となり、お客様からの指示をお受けすることはできません。修整の指示をしたい方は、必ずリクルートフォトプランでご予約ください。
【写真への不安を払拭するアドバイス】
リクルートフォトスタジオの運営会社では、このスタジオだけではなく、全国の他の写真館の証明写真のプリントなどもしています。
他の写真館で多くの就活生がどのような形で写真を撮られているのかも熟知しています。
よくあるのは、「明るく見せるためにはニコニコしなければならないのですか？」という質問を多くいただくのですが、その人のお顔立ちによっても、ニコニコすることでふざけた雰囲気になったり、無理をして笑っているという不自然さが裏目に出てしまうことも多いです。
明るい印象＝ニコニコしているということではありませんし、必ずしも微笑んでいる証明写真が正解ではないのです。
ご不安な点はカメラマンにご相談ください。
本店は筆者が常駐しております。撮影だけではなくて、就活の悩みも、私でアドバイスできることがあれば、是非遠慮なさらずにお声がけください。
リクルートフォトスタジオでは、撮影から就活ヘアメイク、高度な修整も可能です。仕上がりを確認していただいたうえで、撮影が終了となります。
当日写真データが必ず必要な場合は、速成便を指定していただけますと、お客様ご指定のＥメールアドレスに証明写真データを撮影日当日に送信いたします。
是非みなさまのご来店をお待ちしております。
