今年の暑かった秋もあっという間に過ぎて、この頃は朝晩冷え込むようになってきました。
皆様、お元気でお過ごしですか?
本日は、新卒予定の学生さんだけでなく、転職の方も含めて、証明写真を撮られてみて、多くの人が抱いている悩みについてお話したく思います。
ズバリ、
証明写真で写真を撮ると「片方だけ口角が上がってしまう」「左右の目の大きさが違う」
●顔をじっくり観察してみるとわかること
皆さん、鏡を覗いて、じっくりと自分のお顔を観察してみてください。その際に、左と右の半分を比べてみてください。
ほとんどの方が、左面と右面は同じではありません。個人差はありますが、非対称のはずです。
よくある歪みのパターンは、
・左面全体が少し上の方に引っ張られているような歪みがある
・左面全体が上に引っ張られることによって、右面よりも、左面の方が細く見える(シュッとして見える)
・左面全体が上に引っ張られることによって、眉も目の高さも、口角の上りも、左側の方が上がっている
他にも、人によっていろいろなパターンがありますが、よくあるのは、片面だけが上に引っ張られているという歪みのある方が多いのです。
●どうして、左と右で「 左右非対称 」になってしまうの?
では、どうして顔の左と右が非対称なのか、その原因を考えたことがありますか?
実は、その原因はひとつだけではなく、いろいろな要素が組み合わさっているのをご存じでしょうか。
早速、その要因について、以下に挙げてみたいと思います。
・先天的に、左と右が違う
→これは、生まれつき、左と右が違っているということです。特に左面全体が上がっているという場合の多くは、先天的なものでしょう。
・歯のかみ合わせや日常の咀嚼(歯の使い方)によって、歪んでいる
→歯を片方だけよく使ったり、歯のかみ合わせが悪い場合は、あご元や、口角の上がり方の違いに影響を与えます
・日常の表情の作り方や力の入れ方によって、歪んでいる
→笑う時、片方だけ力が入ってしまう場合も、歪みを生みだす原因となります。これはお顔だけに限らず、例えば右利きの人は、一般的に体の右側に力を入れてよく使うため、肩の大きさも右側が発達して大きかったりします。
●日常生活ではそんなに気にならないのに、
どうして 証明写真 では 左右非対称 が気になってしまうの?
日常生活ではそんなに気にしたことがないのに、証明写真を撮ってみて、すごく悩んでしまう人も多いという左右非対称。
なぜ、証明写真だと左右非対称が違うことが気になってしまうのでしょうか?
その理由は3つあります。
1つ目は、日常生活では、左右を比べずに全体としてお顔を見ているからです。あなたが、例えばお友達のお顔を見るときも、お顔の左と右を比べながら見る、ということは特段に意識をしなければ、ないでしょう。
そして、動きのあるお顔全体をみることによって、左と右が違うというよりは、その違いを「表情」して捉えているのです。
自分のお顔を鏡で見るときも、動きのあるお顔全体を見ているので、意識をしてみなければ、さほど左右非対称についての違和感を持たないはずですしかし、証明写真にして、第三者的な目線で自分の写真をみると、事情は変わってきます。
これが2つ目の理由です。
2つ目の理由は、証明写真は一般的に「真正面」で撮影をして、その動きのない写真を客観的に眺めるからです。
とまっている自分のお顔を「写真」として客観的に見たときに、必ず左と右を比べてしまうのです。
3つ目は、証明写真として撮影した場合に、ヘアメイクさんの技術や、カメラマンの技術が不足しているということも考えられます。
例えば、顔の左面が収縮しているのに、お顔の中心をきちんと定めないで、右面が少し前に出ていたとします。
そうしたら、膨張している右面がさらに大きく見えて、左右非対称を「強調」してしまう結果となります。
就活写真スタジオでも、チェーン店などでは、一時的に経験の少ないカメラマンも多いため、「就活専門の写真館で撮ったのに、いまいちだったなぁ」ということが起きてしまうのは、これが大きな理由でしょう。
●お顔の「 左右非対称 」にも、実はメリットもある
左右非対称がいやだ、という人は多いのですが、左右非対称にもメリットがあります。
一つは、左右非対称は、動きのない止まった写真(静止画)に表情を加える働きを与えます。
例えば、ウインクをしている人の顔が、チャーミングに見えるのは、左と右の表情が違う、つまり左右非対称だからこそ、動きを表現して生き生きと見せているからなのです。反対に、能面のように、極端に左右対称で整ったお顔は、「冷たい」「無機質」「感情がない」という印象を与えてしまいます。
●それでも、リクルートフォトスタジオの「自然な左右対称」の
証明写真 が好印象に見えるわけ
リクルートフォトスタジオでは、広告や芸能の一線で活躍するベテランヘアメイクとベテランカメラマンがお客様を担当します。しかも、本店のカメラマンは、芸能人やモデルさんのプロフィール写真以外にも、就活写真を長年撮り続けており、多くの人の悩みや、撮影のバランスを心得ています。
先ほども申し上げたように、まずは、撮影段階で、可能な限りバランスの良い位置で撮影をし、さらに、歪みを補正する自然なレタッチを行います。この自然なレタッチを行っているプランは、当店では「リクルートフォトプラン」となります。
よく、チェーン店でレタッチをしてもらって「左右対称だけど別人になった!」というケースは、例えば、上がっている口角を下げてしまったりして、無理に形を変えるレタッチをしてしまうことに起因します。証明写真ですから、別人になってしまうのは問題です。リクルートフォトスタジオでは、カメラのレンズを歪みを活用して、バランスを保ったうえで、レタッチも、形の修正ではなく、歪みの補正をナチュラルに実施。
しかも、オリジナルの輪郭のデータの他に、歪みの補正したデータの2パターンが料金内で付いてくるから安心です。