今年の8月はこれまでになく暑い夏ですね。お元気でお過ごしですか?
本日のブログは長文となりますが、ぜひ最後までお読みいただけると、そうなんだ!と納得いただけることも多いと思っています。
新卒予定の大学3年生を中心に、電気通信大学、京都大学、信州大学、埼玉大学、早稲田大学、静岡大学、法政大学、東京工業大学、明治学院大学、東京外国語大学、明治大学、専修大学、跡見学園女子大学、駒沢女子大学、関西学院大学、愛知学院大学、南山大学、慶應義塾大学、東洋英和女学院大学、フェリス女学院大学、日本女子大学、白百合女子大学、立命館アジア太平洋大学他のお客様にお越しいただきました。学生さんは夏休みからか、地方の大学に通っている方も多くご来店いただいております。
社会人の方は、20代後半~60代の方までお越しいただきました。契約社員の期間満了によって新たな職場を探している方、早期退職で次のステップを考えている方、キャリアチェンジを考えている方、結婚退職をしたものの新しい生活の中で働ける職場を考えている方など・・・転職をご希望の場合は、新卒の方と比べて、それぞれの置かれている立場や状況が大きく違うことがほとんどです。
証明写真は書類選考時には、唯一の資格情報として、採用側担当者の目に入ります。メラビアンの法則では、人と人がコミュニケーションを図る際、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合で、相手に影響を与えるといわれています。
「どうしたらよいのかわからない!」という方は、ぜひ、本店の筆者宛にお尋ねください。
また、本日も他店からの「撮り直し」の方が2名いらっしゃいました。。。。他店でもけっして安くない証明写真ですが、それでもできるだけ安い料金でと思う気持ちもわかります。特にチェーン店の就活写真館が台頭してきた近年では、カメラマンの質もまちまちのため、希望通りにというわけにはなかなかいかないのかもしれません。
本日は、
< 新卒 の 証明写真 と 転職 の 証明写真 はここが違う! >
と題し、お客様側から見た 就活写真 の 疑問 と「撮られ方」のポイント、私ども、撮影側から見た「撮り方」のポイント については、解説したく思います。
(1)証明写真なんてスピード写真でいいのでは?選考でそんなに大切なんですか?
この質問、昔からかなり多いんです。「証明写真って就活で重要なんですか?」
以前のブログにも何度も書いてきましたが、そもそもが「顔写真を貼り付けのこと」と書いてあったり、エントリー時に社員を添付する欄があれば、証明写真は提出書類の一項目となります。
仮に証明写真は重要でないとして、自分の顔ではなく別の写真を添付しても認められますか?そんなはずはないですよね。
提出書類のひとつであれば、万全の力をもって、きちんとした証明写真を使う必要があるのではないですか?
第一志望の企業であればなおさらではないかと思うのです。
筆者は、この就活写真の撮影は長らくやっていますが、この質問をされる方の多くの特徴を感じています。
それは、「今の自分に自信のない人」「これまでの結果が芳しくない人」の割合が多いように思います。
そして、もうひとつこの内容に関連して、共通すること。
「適当な証明写真を使用している人は、その他の書類の内容も力が入っていない」というケースが多いことです。
筆者がむかしむかし・・・企業で面接官をやっていた時に実感していることです。しかも、今の仕事でもスタッフの採用面接もしますが、同じです。
証明写真をパッとみてだらしないと感じてしまう人は、総じて、書類の中身も目を惹くものであありません。かつ、書類の中身が適当かな?と感じてしまう人は、総じて証明写真も間に合わせに撮ったんだろうな・・・と感じてしまうことが多いんです。
おそらくですね。人事で採用担当の職についていて、選考書類を目にしている方は同感いただけるのではないかと思っております。
もちろん100%というわけではないのですが、そのような傾向があると長年の経験で感じています。
ですので、しっかりとリクルートフォトスタジオで証明写真を撮影されることをおすすめします。
(2)夏のインターシップや早期選考も、なかなか先に進めないんですが、どうしたらよいですか?
まず、書類の中身の書き方や、応募している企業数や企業のランクなど証明写真以外にも選考が進まない要因は他にもありますが、証明写真の撮り直しも視野に入れてもよいと思います。
昨年もこの時期にいらっしゃった方のなかには、ずっとコンビニの横によくあるスピード写真機で撮影をした写真を使い続けてきた方、都心に何店舗もあるチェーン店で撮影をしていらっしゃった女子学生の方などがいらっしゃいます。
スピード写真で撮影した方は、まずは身だしなみもしっかりしておらず、前述の「証明写真をパッとみてだらしないと感じてしまう人は、総じて、書類の中身も目を惹くものであありません。」という印象で採用担当者にとらえられてしまったとしたら、損だと思います。
また、都心に何店舗からあるヘアメイク付きのチェーン店で撮影した方は、「髪型が気に入らない」にもかかわらず使い続けてきたのと、筆者から見たら「修正で形が変わりすぎ」だったということです。
もちろん、チェーン店でもカメラマンによっては素敵なカメラマンもいるはずです。すべてがだめというわけではありませんので悪しからず。
まず第一に、気に入らない写真は使うのをすぐにやめましょう。無理に使って、就職活動をしていると、時間が経てば経つほど、精神衛生上良くありません。
就職活動でモチベーションを保ち続けることって、重要だけど大変だと思います。これを読んでいるあなたも、そう思いませんか?
髪形に関しては、多店舗のチェーン店の場合は皆様が思う以上に多人数のヘアメイク担当が日替わりで担当しています。しかも、就活の写真ということもなかにはあまり教育されていない方もいるかもしれません。私どものヘアメイクは、お客様のご要望やご希望をお尋ねしつつ、より無難で最適なヘアセット、メイクアップをご提案させていただきます。また、「形を大きく変える」修正だと「別人」になってしまうので注意が必要です。そのお客様が撮影をしてもらったチェーン店のスタジオも「形を変える修正はしておりません」というものの明らかに形を変えてしまった修正であったりしました。左右非対称が気になる方は、形ではなく、歪みの補正ということを念頭に置かれるとよいと思います。
「歪みの補正」って? そうですよね。よくわかりませんよね。これについては、次の(3)でご説明します。
(3)顔の左右非対称が気になって仕方がないんですが、何か良い方法はないですか?
どんな人でも、鼻筋を中心として左右に分けたときに、左と右のパーツは、大きさも形も微妙に異なります。個人差はありますが、左と右が全く同じ人はいません。
目の大きさが違ったりする他に、左右非対称に見えてしまうことの大きな理由は、「歪み」にあります。
たとえば、次の写真を見てください。
この方は、お顔の右面(写真に向かって左側)が上方向に少し引っ張られているような歪みのある方です。かつ、顎は向かって右側に弧を描くように歪んでいます。そのために、左面の口角(写真向かって右側の口角)は反対側の口角に比べて上がって見えてしまいます。この歪みのせいで、目の高さは左面よりも上、にっこりと少し微笑むと、左の口角が右の口角よりも上にあがってしまうわけです。
これまでに他店の撮り直しで持参されてよく見てみると、「口角が片方が下がっているから、上げる修正」をしてしまっているチェーン店のカメラマンがレタッチしたであろう写真を何度も目にしました。これは、その部位だけ下がっているから上げるということをしてしまうと、形が変わってしまって違和感が出てしまいます。
本来の「歪みを戻す」補正をすると、別人にならずに、本来の自分として違和感なくバランスよく見えるわけです。
そもそも、リクルートフォトプラン(ヘアメイク)のお客様に関しては、オリジナルの輪郭でレタッチをしたものと、左右対称感を揃えた度合いの違う2種類、合計3パターンのデータが標準でついてきます。
撮影後にも「後で悩むことがない」というのも、リクルートフォトスタジオで撮影をするメリットかと思います。
(4)髪形やメイクアップについて、どうしたらよいかわからない、または、悩んでいるんです。
髪形やメイクアップについては、昨今はインターネットのポータルサイトやYouTubeなどでもいろいろと解説をされています。
で、それらをよく見てみると、あるサイトでもOKなのに別のサイトではNGとか、何が正解で何が不正解かもわからないという方も多いのではないのでしょうか。
髪型やメイクアップを考える上では、一般論もありますが、人それぞれに応じて「その人に合った」もしくは「その人に最適な」髪形やメイクアップの仕方があるのです。
たとえば、くせ毛のある方や毛量が違う方、髪の長さによっても、ヘアセットの仕方は変わります。そして、お客様からしたら「こういうのが好みなんです!」というのがあるはずです。そこで、就活に適するようにご希望のラインで整えていく、ご提案をしながら、施術をしていくというのが、リクルートフォトスタジオのヘアメイク担当の仕事です。
ヘアメイクだけするだけではなくて、お客様が気に入らないヘアメイクをしても、そうだとしたら「後で嫌になってしまう証明写真」になってしまいませんか?
そうなることを避けるために、お客様と一緒になって「自分に自信の持てる証明写真」に仕上げていくのが私たちの役割です。
わからないことや疑問は、施術前にいろいろとお尋ねください。
(5)チェーン店で撮影をしたのですが写真が気に入りません、どうしたらよいですか?
気に入らないのであれば、すぐにでも他のお店で撮り直してください。
よく「撮り直し無料!」なんて書いてあるチェーン店のスタジオでも、いろいろと規定があって受け付けてもらえないケースもあるようです。
そこで、根気よく撮り直してもらうように交渉するよりは、別のスタジオで撮ってみてください。
そのチェーン店のカメラマンさんは一生懸命撮影したけれども、例えば経験不足で足らなかったのかもしれません。しかし、そのスタジオを選択をしたのはあなたなのですから、そのお店のカメラマンさんのせいではないはずです。
そんなことに時間をかけているよりも、別の良さそうなお店、どこにしたら良いのか悩んでしまう場合は、リクルートフォトスタジオで撮影をしてみてください。スタジオやカメラマンによって写真って全然雰囲気が違う!ということが生まれて初めてわかると思います。
学生様の身になれば、1万円ちょっとのお金をかけて撮影をして、「もったいないからこの写真を我慢して使おう・・・」という気持ちもわからないでもないのですが、1万円ちょっとで拭える不安は安いとは思いませんか? 失った時間や後悔は、どれだけお金を払っても、買えないわけですから。
経験だって同じです。チャンスだと思ったときに必ずそれを行うべきです。一度失ったチャンスは、後になってお金では買えないんですよ。
次回は、【既卒・社会人篇】です。
お楽しみに。
皆様の撮影のご予約をお待ちしております。
コメント
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[…] 新卒篇にも解説がありますので、そちらもご覧ください。https://recruit-photo.com/2024082422168.html […]