証明写真のみだしなみ として本日はお話したく思います。
スーツ ネクタイ アクセサリー ピアス シャツ など、証明写真や就活時にはどうしたらよいのか、ご不安な方も多いと思います。
筑波大学、専修大学、成蹊大学、東京理科大学、工学院大学、東京大学、早稲田大学、実践女子大学、立教大学、日本工学院専門学校、法政大学、日本大学、中央大学、東京外国語大学、一橋大学、電気通信大学、東京電機大学、横浜国立大学、神奈川大学、慈恵医科大学、明治薬科大学、国士舘大学、フェリス女学院大学、駒澤大学、上智大学、白百合女子大学、明治学院大学、他就職活動中のお客様、ありがとうございました。
ゴールデンウイークも終わり、学校が始まり、学生の皆様は忙しくされていると思います。
GWは例年に比べてご来店が少なめでしたが、コロナ禍になり外出制限もなく、皆様も少しはリフレッシュできたのではないでしょうか？
【 新卒男性 で避けた方がよい身だしなみ】
＜ ネクタイ ＞
赤・青・黄が基本の色遣いです。もちろん、グリーンであったりしても悪くはありません。ただし、紫などの色で彩度の強いものは避けた方が良いかもしれません。
色というよりは、色と柄、つまり「色柄」でネクタイの印象が変わります。
紫であっても、紺を基調にして薄い紫がは入っていて落ち着いて見えたりすれば、色だけでは判断できない場合もあります。
奇抜な色と柄は避けた方が良いです。また、白一色、黒一色などのネクタイは冠婚葬祭用ですのでこれらは必ず避けましょう。
また地味に見えればＯＫというわけではありません。元から暗い印象の方が地味なネクタイをすると、野暮ったく見えてしまったりします。
あと、ネクタイで、かなり細いもの（ナロータイ）は避けた方が良いでしょう。プレーンノット用のネクタイも細めですが、それよりももっと細い、ひものような感じのするネクタイ（ナロータイ）は場合によってはラフに映ります。
自分でわからなければ、ネクタイ選びの際に、お店の店員さんにどれが似合うかを試しに尋ねてみたり、ご家族やご兄弟に尋ねながら選ぶのもひとつの手です。
＜ ピアス の穴＞
ピアスの穴がＮＧかといえば、かといってピアスの穴を埋めて面接するわけではないでしょう。
写真にした場合、証明写真くらいの小さなサイズですと、ピアスの穴はほぼわからない状態となります。もし、ご本人が気になるのであれば、レタッチできれいに消せます。
筆者としてはピアスの穴が就活の合否に影響するとは思えませんので、過度の気にし過ぎは禁物です。
＜タイピン＞
タイピンは、スーツ着用時の日常でネクタイを抑えるのが目的の小物であり、証明写真では特に必要はありません。
＜ スーツ ＞
新卒男性の方は、ほとんどが黒で稀に紺やネイビーの方もいらっしゃいます。最近は、グレーのスーツを着た新卒の方はほとんど見なくなりましたが、グレーがＮＧというわけではありません。
黒一色になったのは2000年前後ではないでしょうか？ 筆者はそれよりも前の大卒時に就活を経験していましたが、黒・紺が多かったのは確かですが、グレーの方もある程度いらっしゃいました。
筆者は、その昔、百貨店にスーツを買いに行き「リクルート用のスーツありますか？」と尋ねて「スーツはリクルート用というものはなく、ビジネスのスーツでご案内させていただきます」と店員さんに言われたのが非常に印象的で鮮明に記憶に残っています。
今では、土の紳士服売り場にも「リクルートコーナー」があって、「リクルートスーツ」を売っているわけですが、その方が買い手も安心して買いやすいということなのでしょう。
ストライプ柄ですが、細かな薄いストライプでしたら問題ないでしょうが、太めのストライプは避けましょう。ナニワ金融道の漫画に出てくるようなストライプ柄はフォーマルとはかけ離れてしまいます。
ですから、一般的なビジネスでフォーマルで着用できるスーツであればよいと思います。3月に「紺のスーツですがこれで大丈夫ですか？」という男の子がいましたが、紺でも絶対にＮＧにはなりません。大手メーカーで内定報告を頂いた方は、紺というよりはすこし明るめのネイビーのスーツでしたよ。
【 既卒男性 で避けた方がよい身だしなみ】
＜ ネクタイ ＞
これまでビジネスで使用されてきたネクタイであれば、どれを使っていただいても問題ないと思います。
但し、やはりあまり奇抜な色味は避けた方が良いでしょう。お顔よりもネクタイに視線が移ってしまいます。ネクタイの色柄もその人それぞれに好みがあり、たくさん持っていても似たようなイメージの方が多いです。また、気に入っているものが、その人に似あっているケースがほとんどです。
＜ スーツ ＞
スーツに関しても、色はこうでなければということはありません。新卒の方のように黒一色、ストライプネクタイというイメージでなくても良いと思います。
業界によっては、ビジネスカジュアルの日常で、同様の会社への転職の場合でも、ネクタイはしておいた方が無難かと思います。
＜シャツ＞
シャツにもレギュラータイプの襟や、ワイドな襟があったりします。ワイドの襟の場合は、プレーンノットで結ぶと襟元が貧相に見えてしまいますので、セミウインザーノットなどで結び目を大きくしてネクタイを結ぶと良いでしょう。
ご自身で結べなければ、カメラマンが結びますのでご安心を。
【 新卒女性 で避けた方がよい身だしなみ】
＜ アクセサリー ＞
新卒女性の場合、ピアス、イアリング、ネックレスなどのアクセサリーは基本的にしない方がよいです。外してから撮影に入りましょう。
ピアスの穴がふさがらないようにしている方で外すのが難しい場合は、そのままで撮影をしてレタッチで消すことも可能ですが、面接時は外した方が良いでしょう。
但し、アナウンサーの全身撮影やバストアップ撮影、屋外スナップでの撮影においては、ピアス、イアリング、ネックレスは効果的に使えます。
＜ スーツ ＞
男性とほぼ同じです。女性の場合も、細くて色の薄いストライプ柄でも気にしている方がいますが、それを着ていて就活の合否に影響はしないと思います。もちろん、ご本人が気になっているのであれば、精神衛生上よくないですから、黒のスーツに買い替えた方が良いとは思いますが、そこまでする必要もないと思います。
当店では、黒が多いのですが、紺やグレーのスーツの方もいらっしゃいます。
＜ シャツ ＞
女性の場合、シャツは大きく２つに分けられます。
レギュラーシャツとスキッパータイプのシャツです。このどちらが就活に有利、この業界に有利ということは一切ありません。
まず、レギュラーシャツは、シャツの一番上までボタンがついているシャツで、
印象としては、キリっとして落ち着いた雰囲気となります。
レギュラーというほどですので、一般的なシャツとなります。
次にスキッパーシャツですが、これは一番上にボタンのないシャツで、襟元をＶ字に開くことのできるシャツです。
襟元が少し開くために、お肌の面積が大きくなり、明るく外交的な印象が強調されます。
襟の大きさの種類もあるため、選ぶ際には注意が必要です。大きな襟は女性らしさが強調されます。
また、写真にうつると首が短く見えてしまう方は、スキッパーシャツにしていただくと、襟元が開いている分、首が短く見えることが軽減されますのでおすすめです。
色に関しては、白が無難でしょう、本当にうっすらとピンクに見えるシャツの方もいらっしゃいますが、そのくらいであれば問題ないと思います。
【 既卒女性 で避けた方がよい身だしなみ】
＜ アクセサリー ＞
ピアス、イアリング、ネックレスなどのアクセサリーは外す方もいらっしゃいますし、過度なものでなければ身に着けたまま撮影される方もいらっしゃいます。
ビジネス時のフォーマルに見える印象であれば、アクセサリーをつけていても問題ないと思います。
ただし、大きな玉のついたネックレスなどは避けた方がよいでしょう。
＜ スーツ ＞
黒、紺やグレーのスーツの方もいらっしゃいます。
黒一色ですと、「新卒」のように見られてしまうことを忌避されている方も多く、暗めのグレーだったり、細かなストライプが入っていたり、少しスタイリッシュさを意識されている方が多いようです。
＜ シャツ ＞
新卒女性の場合と同じです。
レギュラーシャツとスキッパータイプのシャツです。このどちらが就活に有利、この業界に有利ということは一切ありません。
また、カットソーの方も多くいらっしゃいます。これも、スーツと同様、そこそこのキャリアを積んでいる方が、新卒感を忌避される効果もあると思います。
筆者は主に本店で多く撮影をしておりますが、新卒・既卒問わずにほとんどの方に共通していることは、これまで「証明写真を撮影したことがあまりない」ということです。
ここ1年で撮影をしたことがありますか？とお尋ねしても、9割方のお客様は「撮影をしていません」もしくは「スピード写真機で1度撮影をしました」のどちらかです。
そして、その多くの方はご友人の方のスタジオ写真を見たり、ご転職の方は転職アドバイザーや転職エージェントのご担当の方に「写真はもっときちんと撮ってきてください」と言われてリクルートフォトスタジオにいらっしゃるのです。
これが事実です。
いかがでしたでしょうか。
皆様の撮影のご予約をお待ちしております。
